「あなたの長所短所はなんですか?」と聞かれたら、短所は見つかるけど、長所は見つからない…と感じる人も多いのではないでしょうか?そのためか、世の中には長所の見つけ方!というようなテーマの書籍がいくつも出版されています。
自分の長所や短所、強みや弱みを相手に伝えることは、なかなか難しいものです。
長所・強みを言い過ぎてしまうと、自慢や偉そうに聞こえてしまう可能性もあります。
短所・弱みを言い過ぎてしまうと、言いたいことや大事なことも言いづらくなるかもしれません。
『採用面接』・・・どの程度相手に自分を理解してもらいたいのか。会社や組織はどの程度自分を理解しているのか?など組織で働くうえでは、大切なことかと思います。
自分をうまく知ってもらい働くためには、きっとその人に合った方法があると思います。
【一例をご紹介致します】
①具体的に自分を伝える方法
『言葉のコミュニケーションが苦手(または得意)です』と相手に理解してほしい場合
→『仕事の話をするのは可能ですが、雑談のような定まらない会話が苦手です』と伝える
→『相手の話を聞くことが苦手で、話すことは得意です』と伝える など
②過去の経験を例に自分を伝える方法
『コミュニケーションが苦手(または得意)です』と相手に理解してほしい場合
→『以前に間違った表現をした際にひどく怒られたので、自分から話しかけることに自信がありません』と伝える
→『以前に接客時のふるまいをお客様に褒められたので、お客様と話すことには自信があります』と伝える など
いかがでしょうか?自分の得意と苦手を様々な方法で相手に伝えると、きっと合理的配慮を得やすくなったり、誤解を防ぐことに役立つと思います。
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