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執筆者の写真森下 和則

自分を知る

自己理解、自己分析、自己アピールなどなど、就職をする際によく出てくるキーワードに「自己」「自分」があります。

・自分のことを知ってもらう

・自分のことを知る

自分を知ることは組織や社会で生活するうえでは、ある程度必要なことかもしれません。


皆さんは自分のことをどのくらい知っていますか?

ユースターで、以前行ったことのある講座「自分を知る」から抜粋して自分に関する項目を記載してみます。


ご自身の(は)(に)…

  1. 利き手はどちらでしょうか?

  2. 利き足はどちらでしょうか?

  3. 利き耳はどちらでしょうか?

  4. 利き目はどちらでしょうか?

  5. 体の癖(くせ)はありますか?

  6. どのような歩き方でしょうか?

  7. 体力はどのくらいありますか?

  8. 身長、体重、視力は?

  9. 今は食べすぎ?食べなさすぎ?

  10. 食べるスピードはやい?ゆっくり?

  11. 握力はどのくらいでしょうか?

  12. 嫌いな匂いや好きな色は?

  13. 体はやわらかい?かたい?

  14. リラックスに必要な時間はどのような時間?

  15. 髪型はどのような髪形?(意外と自分の髪型って描けなかったりします)

  16. 生まれた時間や名前の由来は?

どのくらい答えることができたでしょうか?

私は、5番や15番が意外に考える時間が必要でした(笑)


 就労支援という立場では「アセスメント」という言葉を使ってその方の情報を集めて、理解することでサポートに役立ててゆきます。その中では検査や面談でわかること、日々の関りやトレーニングでわかること、わからないことがあります。



 さて、自分について知らないことがある場合、それはどの程度自分の人生や職業人生に影響するのでしょうか?項目によっては自分よりも周りの人の方が自分を知ってくれていることもあります。


・好きな色がわからなくても、服を選ぶことはできるかもしれません

・食べるスピードがわからなくても、誰かと一緒に食事することはできるかもしれません

・不安な気持ちの原因がわからなくても、悩みや感じていることを相談することはできるかもしれません

 きっと多くの人の場合、自分に関するすべてのことを知って理解することはなく・・・それでもなんとなく「自分ってこんな感じ」のような感覚で仕事をしたり、生活したりしているのだと思います。



 これはあくまでも私の感覚ですが、自己理解を深めることよりも、相手に自分を知ってもらうこと(自己PR/自己発信)や自分にとっての相手を知ること(他者理解/共感力)の方が大切な気がします。よく私はこれを「人と成りを知る/知ってもらう」と表現します。

 

 自分がどのような人と仕事をするのか、どのような人が自分と関わるのか・・などその人の「人と成り」を知る/知ってもらうことで、より働きやすくなるかもしれません。

・上司の好きな食べ物は?

・彼女の好きな色は?

・同僚の苦手な音や好きな音楽ジャンルは?などなど、、、

別に知らなくてもいいことかもしれませんが、知っておくと職場に馴染みやすいかもしれませんね。

 自己理解が進まないからと言って、働けない、生活できないわけではなく、今の自分や相手をどのように受け入れるかどうかが大切かと思います。

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