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執筆者の写真吉岡 俊史

複合的な施設をめざして・・①

障がいなどによって働くことにサポートを必要とされる方への支援を行うユースターは、トレーニングの内容によって、さまざまに雰囲気を変えることがあります。ある時には大学のように「学ぶ」雰囲気であったり(実際には、学ぶというより、社会で働く準備のために自分が持っている力を伸ばしたり、活用する練習をしているのですが)、サロンのように「交流」する場所になったり、ディベートをする会議のように「意見や希望を主張」したり、一人で「想いにふける」場所になったりします。

社会で起こる色々なことを見たり聞いたり体験するために、色々な支援プログラムを用意してありますが、時々、それら異なるプログラムが同時並行で行われる時には、施設の中は違う雰囲気が同居します。


題目にあるように「複合的な施設」とも言えるのですが、複合的と同時に「象徴的な施設」とも言えると思います。


『象徴的』??

と感じる人もいるかもしれません。

象徴的とは、わかりにくい物や行動等を具体的なもので表すことを言うようです。


ユースターの支援プログラムは、まさに、社会という抽象的なものを支援プログラムの中で具体的に示して、見えない・知らないことによる不安を減らしたり、理解をしやすいようにするものです。

例えば「すみませんでした」と言う言葉は、過ちを認めるというより、相手との関係をより良くしたり、信頼を得るのに効果的であることを具体例を使って知ったりします。それによって、自分に非があっても無くてもその言葉を言えると良いかもしれない、と感じていただきます。


それらの(社会を象徴する)プログラムを複合的に行っています。

言葉遊びのように聞こえるかもしれませんが、一つの目的に向かって複合的に支援を展開しているのがユースターの支援方法です。


入り組んだ色と形のイメージ
社会という抽象的なものを具体的にするのも就労支援かと思います

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