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執筆者の写真吉岡 俊史

見学会から学ぶこと

8月9月と当施設ユースターの見学会を行いました。

たくさんの方がユースターってどんな活動をしているの?就労支援ていうのは何を支援してもらえるの?という疑問からお越しいただくのです・・・が・・

ユースターの場合は、『施設見学会』といっても施設内を見て終わるのではなく、例えば次のようなことについてのご相談やカウンセリングも、お時間があればたっぷりお取りします。


・進路や働くことについての相談

・働きながら生活を福祉はどうささえているのかについての一般的なお話やユースター特有のサービスについて

・ご希望に合わせた利用の仕方のご相談

・就職したあとのサポートのご希望

・・・・・・

また、ユースター内の日々の活動を、ほんの少し体験をした方もいらっしゃいました。


皆さんとお話しする中で

・いま自分が考えている将来の道は自分に本当に合っているかな?

・自分は希望を持っているが、その希望にユースターは合っているかしら?

・自分に合った働き方は何か知らないので見つけてくれるのか?

・とにかく早く就職したいが・・


といったご希望ご質問もたくさんいただきました。事情は個人個人で違いますので、答えは10人に10通りあるのですが、今回、あらためて「希望が個人個人でまったく違う」という事に強い印象を受けたのです。そこで感じたことは・・


「一人一人が語る希望は一人一人の個性がにじみ出たもの」


皆さん、ご自分の希望や想い、自分に対して知っていることを語るなかで、その方の人生をどうしたいか、何に生きがいを持っているか、今困っていることが解決した後何をしたいか、自分らしさをどう描いているか・・・

全てがその方の個性であって、誰もゆがめられない尊いものだということを、改めて教えられました。


そして、皆さんの言葉に触れて学んだことは、人は人からたくさんのことが学べるんだ。ということです。


先生から教わることだけではなく、日々の人との関わりからも、とても多くの経験、考え方、熱感を得られますし、人が人に関わることはそれだけ価値があるのだとも思いました。


ユースターの支援プログラムは、ややもすると、コミュニケーションのしかたや、上手に人と関わるためにどうしたら良いか、という方法論に偏りがちです、人が人と関わる事の意義や得られるものの価値なども利用される方と共有できればと思っています。


施設説明をするスタッフ
スタッフが施設説明をする時にも、説明を受けられる方の個性が光ります。人と人との関わりの中で意義や価値に気づきます



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