2022年10月7日本日、長い間に渡り、障がい者雇用をおこなっていらっしゃる、株式会社特殊衣料さまの池田啓子会長と、当社の吉岡にて、北海道中小企業家同友会の企画による、「全道経営者”共育”研究集会」という、全国の企業が集って学び合う場でセッションをさせていただくことになりました。この場をお借りして貴重なお時間をいただけますこと、池田会長そして関係の皆さまに心より感謝申し上げます。
株式会社特殊衣料は、1979年札幌市で創業され、リネンサプライ、福祉用具の製造販売その他多くの事業を推進していらっしゃいます。現在166人の方が働いていらっしゃり、30人近くの障がいのある方も一緒に働いています。また、福祉事業所として多機能型事業所・ともに福祉会も併設され、就労だけでなくアート活動も活発に展開されていらっしゃいます。
まさに、障がいのある方と共に就労に向けた準備から雇用、そして働きながらの皆さんの生活にも目を向けた活動をされています。
本日は池田会長のほかに、ともに福祉会の西谷友和施設長も一緒にお話をしてくださるという事でとても楽しみにしております。
障がいのある方が従業員として働くことを、年十年も絶え間なく長く続けている企業はあまり多くはありません。
障がい者の雇用を特別なこととして雇う、というだけでは続きにくいです。そこには従業員の一人として、障がいがある方も無い方も、同じ従業員としてお互いがそれぞれのすばらしさを引き出しあう関係を作れる企業がすばらしいと思います。企業の中にその関係が文化として根付いている企業が、障がい者の方を雇い続けられていると思います。そして、社会に受け入れられる企業としても発展していると感じます。
ユースターからもこれから多くの方が社会に出て企業で働くと思います。一人一人が希望を持って社会で活躍しようと思っています。そういった気持ちに応え、自社の発展につなげていける企業に出会えるよう、ユースターもつなぐ役割をしっかり果たしていきたいと思います。
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