真夏日が連日報道され、夏到来です。
今年は、夏のイベントがコロナ前と同じように開催されることが多くなっています。コロナが終わったと思いたい気持ちと相まって、私たちの動きも活発になると思います。
それに伴って経済も動いていきます。障がい者雇用についても、新しく雇用を始める企業や、コロナ禍で雇用を控えていた企業が再開する動きが出てくると思われます。特に夏季は6月の調査「障害者雇用状況報告」に伴い、障がい者雇用に着目する企業も出てきます。
そのような季節を迎える中で、働く側としての「障がい者雇用」への認識はいかがでしょうか。つまり、障がい者として雇用されるのと、そうではなく雇用される(このブログでは仮に「一般雇用」と呼びます)のとで、何が違うのか?、という疑問はずっと続いているような気がします。
障がい者雇用は、人や職場環境について、障がい者が働きやすい、障がい者への理解がある、と言われます。一般雇用ではそれは期待できない、というわけです。
しかし、正確にその違いを理解しなければなりません。そしてユースターのような場所で就労準備をして障がい者雇用で働く予定の方々に、その違いや特に現実を、納得できるように説明してゆかなければならないとも思っています。
といいますのは、前述のように、障がい者雇用と一般雇用の違いは、障がい者に対する理解の有無と言われますが・・・私が経験して感じるのは、障がい者への理解は「その職場職場で大きく異なる」という事です。つまり「一緒に働く人がどれだけ理解があるか」ということです。
働く障がい者としては、職場の受け入れや同僚の理解がどれだけあるかが心配ですし、重要なことです。
正直、障がい者雇用が、一般雇用よりも働きやすい、とは必ずしも言えない、と感じることもあります。障がい者雇用は、障がいがあることを会社が「知っている」という事であって「理解がある」とまでは言っていないような気がします。
”まずは知ることが大事”ではあるのですが・・・それだけでは足りないのです。
(→「障がい者雇用と多様性②」に続く)
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