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執筆者の写真吉岡 俊史

障がい者雇用フォーラムに参加して

去る10月20日に障がい者雇用フォーラムが行われました。当フォーラムでお話をして下さいました、徳武産業株式会社の十河孝男会長から、

『会社は世の中のためになっているか?』

ということが、企業経営の上では大事であることのお話がありました。


どの企業も何らかの目的をもって活動しています。

その目的の有り方は「〇〇のためになっているか?」でした。

この〇〇には、社会、社員などの単語が入ります。


つまり社会のためになっているか、社員のためになっているか、そのために経済性収益を追求しているか、という事なのだと思います。



お話をいただいた十河会長からは、障がい者雇用はこのような企業倫理、理念の先にあるものなので、障がい者を雇わなければならないから雇うのではないということ。。。

そして、会社は社会のためになることをするためにあるので、その一つとして障がいがある方も無い方も働いている、というお話でした。


そして、社員になった後は、会社の目的である「社員を幸せにする」ということから、幸せな就労生活に雇う側も雇われる側も努力をしなければならないのです。

就労移行支援事業所ユースターから就職をされる方もこのような理念を実行している会社に巡り合えと良いなと私たち支援スタッフも願っていますし、一緒に会社を探す時にも、できるだけ会社と対話をして会社の想いを確認したいと思います。


今までのフォーラムは、どちらかというと、どのようにして障がい者雇用をするか?をテーマにしがちでした。

理念とか目的とかは、何となく硬いイメージがあり、つかみどころが無いと思う方も多いのではないでしょうか?

しかし、実際に会場で十河会長のお話をお聞きすると、難しいということよりも、会社の想いが伝わるやさしいお話でした。


そして、障がい者雇用をとおして企業をつくる、という本質にも迫ったお話であったと感じました。



十河会長のお話しに、世の中のためになっているか?という言葉が繰り返し出てきましたが、それは本来の企業の目的だからですね。


お話をいただいた十河会長そして、お時間を割いてご参加くださった皆様に感謝いたします。。。

また来年も障がい者雇用フォーラムへのご理解ご支援をよろしくお願いいたします。


企業理念のイメージ
会社の本質的な目的は〇〇のためになっているか?なのです

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